住宅ローンの支払いができず、任意売却で解決をした事例

事務所に相談に来られた時点で、住宅ローンの滞納は4ヶ月と税金滞納による差押がありましたが、
住宅を手放したくないという思いがあり、個人再生手続の住宅ローン特則を利用し、借金を整理する方針に決めました。
早速、住宅ローンのリスケジュールを試みましたが、年齢や負債残高を考えれば、ローンの滞納状態を解消しなければ、再生計画は破綻する状況でした。さらに、自宅には税金の差押も入っているため、こちらも併せて解消する必要がありました。

ところが、自宅マンションの住宅ローンが月々13万円、管理費・修繕積立費の月2万円に加え、滞納分の遅延損害金の支払が重く圧し掛かり、住宅ローンの滞納を解消することは困難を極めました。これほど高額な住居費を払い続ければ、ローンの解消どころか、生活さえできなくなってしまいます。そこで、自宅を任意売却した上で、近くの家賃の安い賃貸住宅に転居することをお勧めしました。

不動産仲介業者に依頼した結果、購入希望者はすぐに見つかりました。売却代金1,990万円で住宅ローンを完済することはできず、債務は残ることになりましたが、金融機関との交渉により、売却代金から引越代(30万円)や滞納管理費を捻出してもらうことができました。また、滞納により差押されていた税金分も捻出できたうえに、引越時期についてもお子さんの学校生活に影響のないように考慮してもらえました。財産は住宅以外にほぼなかったことから、残った債務については、自己破産を申し立てました。

(お客様の声)

当初は住宅を売却することに抵抗があり、何としてでも住宅は守りたいという考えでしたが、同時に今後も住宅ローンを払っていけるかどうかの不安がありました。

思い切って住宅を手放したことで、住居費を抑えることができ、今後は無理のない生活を送ることができそうです。

PAGETOP