業者によって対応はバラバラ
過払金返還請求を考える場合は、業者による違いを知っていなければなりません。実は業者によってかなり対応が異なってくるのです。実際に行ってみればわかりますが、非常に難しい判断を迫られるところもあります。特に違うポイントとしては、銀行がバックについているかどうかという部分で、銀行がバックに居るようならある程度の返還請求には応じてくれることもあります。付いていない場合はかなり厳しいです。
バックについている業者としては、有名なところだとアコムやプロミスになります。こうした業者の場合は、背後に大きな銀行が付いており、ある程度資金には余裕を持っています。銀行がバックについていることで、返還額の高い提案を出してくることが多いです。そのため納得できるようならその数字で同意して、返還請求を速やかに完了させる方法もあります。
一方で銀行がついていない業者は非常に大変で、特に難しいとされているのがアイフルです。アイフルは現在事業再生ADRというものを適用して、事業状況の改善を図っています。最大でも5割程度しか返してくれません。裁判を行わない限り高額な返金請求は相当難しいものと判断してください。
また、取引履歴の開示速度や提案速度も変わってくることになりますから、時間がかかってしまう業者も多数あります。アコムやプロミスはかなり早いとされていて、安心して行うことが出来る反面、アイフルは1ヶ月以上経過して、しかも提案額が半分くらいとあまりいいことがありません。
個人の力では全て返してもらうことは難しいですし、交渉自体も大変なことばかりとなります。各業者との交渉実績豊富な弁護士に相談下さい。弁護士はしっかりと検討してくれる他、問題のない額で結果を出してくれます。