訴状・答弁書・準備書面。裁判で使う色々な書面
過払金返還請求では裁判を起こす場合もあります。裁判と言っても、書類を提出するだけだったり代理人が行くだけで良いなどの場合が多いですので、弁護士に依頼する場合あまり不安になる心配はありません。
裁判で準備する書類にはいくつかの種類があります。まずは訴状が必要。これは訴訟を始める際に必ず出さなければいけません。訴訟相手はもちろん消費者金融などでしょう。自分で作成することも出来ますが細かなルールもあるので経験の無い人にはオススメ出来ません。
次に準備書面というものもありますがこれは単に「準備する書類」とは違います。裁判に関する用語の一つで、提訴した側が裁判所に述べたい事実を並べたもので、つまり流れを記載したものになるわけです。法的に過不足なく書くには難しい点もあり、できれば弁護士にしっかりサポートしてもらいましょう。
そして被告側が提出する書類にも名称があります。「答弁書」と呼ばれるもので、裁判所に被告が提出する言い分です。答弁書に関しては過払返還請求の原告側が作成することはまず無いですが、知っておくと裁判の流れがつかみやすいかと思います。
過払金をしっかり返して欲しい時には、時間的コストも考えて手続を進めましょう。そのためにも実績ある弁護士に相談されるのをおすすめします。